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工場勤務から建設業への転職成功ガイド!メリットと必要スキルをすべて解説

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工場で働いてる自分でも建設業に転職できるかな……

ライン作業がマジでつまらない……もっとやりがいのある仕事をしたい

そんな風に思ったことはありませんか?

僕が工場でライン作業をやっていたときは「ライン作業しかやってない自分なんかが未経験の業界に転職するなんて絶対ムリだ…」と諦めていました。

ですが、実際に未経験から製造業に転職してみて感じたのは、「全然工場から未経験の業界に転職しても余裕じゃん!」です。

前提として、工場勤務の人が他業界の人よりも極端に劣っているわけではありません。

むしろ、単純作業をひたすらこなせる工場勤務の人は、自分の興味の持てる業界にさえ転職できれば、仕事に没頭できて平日が楽しい毎日に変わる可能性が高いです。

この記事は、昔の自分のように未経験の業界への転職に恐怖を感じている人向けの記事になっています。

記事の内容は以下のとおりです。

  • 工場勤務・製造業から建設業へ転職するメリット・デメリット
  • 建設業で必要となるスキル
  • 工場勤務・製造業から建設業へ転職するために重要なこと

工場勤務・製造業から建設業への転職を考えている方にとって、この記事は転職を成功に導くための指針となるはずです。ぜひ本文も読み進めてみてください。

目次

結論:工場勤務から建設業界への転職は可能!

まず本記事の結論として「工場勤務から建設業界への転職は可能」です!

筆者自身の体験として、「高卒(普通科)・自動車工場のライン作業」という全くの畑違いの自分も、未経験から建設業界へ転職し、先輩を抜いて課長になるぐらいまでにはなれたからです。

気になる年収としては、工場勤務から建設業界に転職した1~2年目は年収が少し下がりました。

具体的な数字としては、工場勤務(昼夜2交替勤務)時代が500万円で、未経験で建設業に転職してすぐは400万円になりました。ただ、幸福度は爆上がりです。

この辺の「年収が下がる転職」については【本当?負け惜しみ?】「給料は下がったけど転職してよかった」となる方法!もごらんください。

ちなみ、転職してから6年目の今では役職にも付くことになり、工場勤務時代よりも年収が上がり600万にはなる見込みです。 夜勤もなくてこの給料になれたので、工場から一歩踏み出したのは本当に良かったと思っています。

工場勤務からの転職を考えている人は退屈な工場勤務(ライン工)から抜け出したい人への転職ガイド!も、合わせてごらんください。

工場勤務から建設業へ転職する5つのメリット

工場勤務から建設業へ転職するメリットは以下の5つです。

1つずつ解説していきます。

太陽を浴びられる

建設業では、屋外での作業が一般的であり、太陽の光を浴びながら働くことができます。

これは健康面にもプラスであり、日光浴をしながら仕事をすることで、心身ともにリフレッシュすることができます。

工場勤務時代は夜勤の週なんて、太陽は眠りを妨げるものでしかなかったですからね……。本来は味方で最高な存在なはずなのに。

工場での夜勤がなくなって、確実に健康になっていると思います。夜勤の怖さ・リスクについては「【やばい…】工場の2交代制はマジでやめとけ!夜勤の悪影響を調査した結論」をごらんください。

手に職がつく

建設業では、様々な技術やスキルを身につけることができます。

専門的な技術・知識を習得することで、将来的に自身のスキルを活かして仕事をすることができます。

ついこの前までただの高校生でも、数ヶ月すれば何年も働いていた人間と遜色なく仕事ができてしまう工場勤務と違って、建設業では経験とても貴重な資産となります。

歴を重ねれば重ねるほど、会社にも世間的にも重宝される人材になれるのです。

手に職がつくことにより、食いっぱぐれることのない安定したキャリアになるでしょう。

AIに代替されにくい

先ほど紹介したメリットの「手に職がつく」から付随するメリットですが、「AIに代替されにくい職業」であることも、建設業に転職するメリットの1つです。

建設業では、人の手による作業が多く、機械やAIによる完全な代替が難しい仕事が多くあります。

特に細かな作業や複雑な状況に対応する能力が求められる場面では、人間の判断や技能が不可欠です。

製造業の仕事もそこまですぐにAIに取って替わることはないと思っていますが、ゆくゆくは多くの単純作業をロボットが行うことになるでしょう。

やりがい・達成感がある

建設業では、プロジェクトの完成や成功を目指す過程でやりがいや達成感を感じることができます。

自分が携わった現場を見て、家族や友人に「ここの工事、俺もやったんだぜ」というように胸を張って紹介するときの感動はひとしおです。

実際に建設業で働いている人にはわかってもらえる、嬉しい瞬間の1つだと思います。

好きなタイミングでトイレに行ける

建設業では、現場作業中でも比較的柔軟な休憩時間が取れる場合があります。

特に、作業の進行状況や安全管理に十分配慮した上で、個々のニーズに合わせて休憩を取ることが可能です。

僕が工場勤務で嫌なことの1つに「トイレに自由に行けない」というものがありました。

自分の好きなタイミングでトイレに行くこともできず…、わざわざリリーフを呼び出して作業を変わってもらってトイレに行かなくてはいけないなんて……。

それに比べて、建設業は個々人のタイミングで比較的にトイレに行きやすいです。また、落ち着いた現場であれば、10時と15時に小休憩があり、実労働時間としては意外と短かったりします。

工場勤務から建設業へ転職する4つのデメリット

工場勤務から建設業へ転職するデメリットは以下の4つです。

1つずつ解説していきます。

休みが減る可能性がある

建設現場ではプロジェクトの進行状況や天候によって休みが減る可能性があります。特に忙しい時期や繁忙期には、休暇を取ることが難しい状況もあるでしょう。

また、「建設業」と一括りで言っても、いろいろな職種があります。その中で、発注者側に近付けば近付くほど労働環境は良いです。

ただし、小さめの職人会社などは、未だに日曜日しか休めない会社もあります。しっかりと決められた休みを取りたい人は建設業にあまり向いてないと言えるでしょう。

頭を使わない単純作業がなくなる

工場勤務では単純な作業が多く、頭を使うことが少ない人も多いです。その分楽だと思う人も一定数いることでしょう。

僕が自動車工場で働いていたときは、単純作業が退屈でしょっちゅう時計を見ていたことを思い出します。

まだ15分しか経ってねぇ……

と、絶望したことは数しれず……。

その一方、建設業では様々な作業・現場があり、毎日変化があります。

「頭を使わないで、ただ同じことを毎日気楽にやって給料をもらえれば良い」という人にとっては、明日することが分からないのはストレスになり得るでしょう。

ただ、単純作業がなくなるのは、退屈な毎日ではなく変化のある毎日を過ごせることになるので、人によってはメリットにもなり得るのかなと。

最初は給料が減るかもしれない

建設業では、工場勤務に比べて初期の給与水準が低い場合があります。経験やスキルを積んでいくことで、将来的な給与アップが期待できますが、最初は収入の減少があるかもしれません。

僕も工場勤務から建設業界に転職した1~2年目は年収が少し下がりました。

具体的な数字としては、工場勤務(昼夜2交替勤務)時代が500万円で、未経験で建設業に転職してすぐは400万円になりました。ただ、幸福度は爆上がりでしたが。

この辺の「年収が下がる転職」については【本当?負け惜しみ?】「給料は下がったけど転職してよかった」となる方法!もごらんください。

勤務時間が現場によっては異なる

建設業では、現場の状況やプロジェクトの進行状況によって勤務時間が異なることがあります。

基本的には8時~17時の現場がほとんどです。ですが、現場によっては、夜間や週末の勤務が必要な場合があり、生活リズムの調整が必要となることがあります。

ワーク・ライフ・バランスはお世辞にも整っているとは言えない業界のため、「しっかりキッチリ決まった時間に休みたい」という方には、建設業は向いていないかもしれません。

工場勤務からでも大丈夫!建設業で必要なスキルとは?

建設業で活躍するためには、いくつかの必要なスキルがあります。

具体的には、以下のようなスキルがあると活躍しやすいです。

必要なスキルを解説していきますが、元々自動車工場勤務だった自分も、まったくの未経験・知識のない条件から建設業で活躍できています。

あくまで参考程度に考えてください。

技術的な知識

元々建築学科などに在籍していて、建築や土木に関する基礎知識があると強いでしょう。

プロジェクト管理能力

規模や職種にもよりますが、建設業では複数の案件を同時にこなすことが多いです。

複数案件を同時に効率よく進めるためには、計画的に物事を管理するスキルが重宝されます。

コミュニケーション能力

建設業では多くの人間と関わることになります。

チームの仲間やクライアント、同業他社と話し合い、協力して円滑に仕事を進めることが大切です。

僕はコミュニケーション能力が1番建設業で必要な能力だと思っています。

特に「イジられ力」がある人には、特におすすめです。

問題解決力

工場の場合、昨日と何も変わらない毎日を過ごしているかと思いますが、建設業は同じ現場・同じ作業ということがありません。

そのため、建設業では予期せぬトラブルが日常茶飯事です。

予期しないトラブルが起こった時に、冷静に対応できる力が求められます。

基礎的なPCスキル

ExcelやWordなど、基本的なPCスキルは必要になります。

また、作図に携わる場合にはAutoCADなどの図面作成の専門的なソフトを使いこなすことも必要です。

Excelで関数やマクロをゴリゴリに使える必要はありませんが、ある程度の基本的なPCスキルはあった方が活躍しやすいでしょう。

まとめ:建設業への転職は工場勤務(ライン工)からでも可能!

この記事の結論としては「工場勤務から建設業界への転職は可能」です!

建設業へ転職するメリットとデメリットは以下のとおり。

メリットデメリット
太陽を浴びられる
手に職がつく
AIに代替されにくい
やりがい・達成感がある
好きなタイミングでトイレに行ける
休みが減る可能性がある
頭を使わない単純作業がなくなる
最初は給料が減るかもしれない
勤務時間が現場によっては異なる

この記事を読んで、少しでも建設業界への転職に興味の湧いた人はぜひ転職活動をはじめてみてください。

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いやいや、転職とかなに言っちゃってんのよ。工場勤務の人間が転職なんてできるわけ無いでしょ…

そんな風なマインドブロックを持ってしまっている人はコチラの記事を読んで、マインドブロックをぶっ壊してみてください。

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