「転職エージェントってどういうサービスなの?」
「転職エージェントは使った方がいいの?」
という疑問をこの記事で解決します。
そこで、この記事では転職エージェントについて
- 転職エージェントとは
- 転職エージェントが儲けている方法
- 転職エージェントを使うメリット
- 転職エージェントを使うデメリット
の順番に紹介していきます。
この記事で転職エージェントについて丸っとわかります。ぜひ読み進めてみてください。
- 高卒から自動車工場で10年間ライン作業。
- つまらなすぎて死んだ魚のような目で過ごす
- 一念発起して未経験から異業種に転職
- 「工場勤務からもっと早く脱出しておけばよかった」という想いから、本ブログ『コウテン』を運営中
- ご相談やお問い合わせはコチラから
転職エージェントとは求職者と企業をマッチングさせるサービス
転職エージェントとは、転職を検討している求職者と、中途採用を検討している企業をマッチングさせるサービスです。
転職エージェントに登録すると、求職者1人に対して1人のキャリアアドバイザーがつき、求人紹介だけではなく転職に関するノウハウなど幅広く相談に乗ってくれるのが特徴です。
また、求職者だけではなく、企業から求人を預かるのも転職エージェントの仕事の1つです。
「求職者と企業双方の希望をマッチングさせる」のが転職エージェントの役割と言えるでしょう。
転職エージェントはどうやって儲けてる?無料で利用できるカラクリは?
求職者は転職エージェントを無料で利用できます。
なぜなら、転職エージェントは求職者の入社が決まってから、入社後の年収の3~4割程度の報酬を企業から受け取るからです。
たとえば、転職後の年収が1,000万円で条件提示をされた場合、300万円~400万円を企業が転職エージェントに支払うことになります。
これは成果報酬となっており、求職者を紹介して面接を実施しただけでは発生しません。あくまで、入社が決まり内定承諾書などに求職者がサインをして初めて発生する報酬となります。
そのため、転職エージェントは無料でサービスを利用できて、転職に関するノウハウや業界の動向などを教えてもらえるとても便利なサービスとなっています。
転職エージェントを使うメリット
転職エージェントを使うメリットは以下のとおりです。
転職活動のノウハウを教えてくれるだけではないので、転職エージェントを使うメリットをしっかり覚えておきましょう。
それでは1つずつ解説していきます。
求人を提案してくれるので良い求人に出会える可能性があがる
転職エージェントを使う1つ目のメリットは、求人を提案してくれるので良い求人に出会える可能性があがることです。
キャリアアドバイザーの中には、求職者の希望条件をヒアリングするだけではなく「なぜその条件が希望なのか?」という深いところまでヒアリングしてくれる人もいます。
表面上で考えていた希望条件ではなく、本音でキャリアアドバイザーと話をすることで「それなら本当はこういう求人がいいかも」と提案をしてくれるようになります。
また、転職エージェントが提案をしてくれる求人の中には、求人サイトなどに公開されていない求人情報がある場合もあります。
自分で求人サイトなどを見ているだけでは得られない、掘り出し物の求人に出会える可能性があるのは大きなメリットです。
書類の添削が受けられる
転職エージェントを使う2つ目のメリットは、書類の添削が受けられることです。
気になる求人を見つけたはいいものの、履歴書や職務経歴書などどのように書けばいいのかわからない人も多いでしょう。
特に「自己PR」や「過去の経験等」は企業にアピールするための重要なポイントです。
これまでの選考通過者はどのような人だったのか。そんなことは転職エージェントを使わないと知る由もありません。
転職エージェントを利用して書類を添削してもらうことで、これまで選考に通過してきた人たちの特徴を教えてもらうことができ、社風や企業理念に合致した内容の書類が完成します。
このサポートを受けるだけでも選考の通過率は大きく変わるでしょう。
面接対策ができる
転職エージェントを使う3つ目のメリットは、面接対策ができることです。
応募した企業によって、面接のスタイルや見られるポイントが異なります。
転職エージェントは、これまで多くの求職者を企業に紹介してきているため、どのような人が面接を通過するか把握しています。
面接担当者が好むポイントを理解している転職エージェントに面接対策をしてもらうことで、選考通過率が上がります。
企業とのやり取りを代行してくれるので手間が減る
転職エージェントを使う4つ目のメリットは、企業とのやり取りを代行してくれるので手間が減ることです。
多くの人は働きながら転職活動をしていますよね。
そのため、企業と面接の調整や条件の確認などをする時間が限られてしまい、やりとりにタイムラグが起きてしまうこともあります。
たとえば、求職者が平日仕事で土日しか連絡が取れない場合、企業も土日休みだった場合は少なくとも1~2日のタイムラグが発生します。しかし、土日にキャリアアドバイザーと連絡が取れれば、選考の速度は段違いに早くなります。
また、求職者からは企業担当者に聞きづらい年収などの諸条件や、入社日の調整なども転職エージェントが代行してくれることで求職者の手間が減ります。
企業とのやり取りが滞ることがなく、手間も減らせるのは転職エージェントを使う大きなメリットです。
企業にあなたをアピールしてくれる
転職エージェントを使う5つ目のメリットは、企業にあなたをアピールしてくれることです。
面接などの選考時に伝えられなかった求職者の魅力やアピールポイントを企業に伝えてくれるので、選考通過の後押しになります。
たとえば、第一志望の面接は緊張しますよね。
緊張してしまって第一志望であることも言い忘れてしまう可能性は大いにあります。
この場合、面接が終わった後に伝えそびれたことを転職エージェントに伝えることで、面接後にフォローを入れてくれます。
自分だけで転職活動をしていたら面接の内容だけで判断をされてしまいますが、転職エージェントを使うことでフォローをしてくれるのは大きなメリットです。
転職エージェントを使うデメリット
ここまでは良いところばかりを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
転職エージェントを使うデメリットは以下のとおりです。
転職エージェントを使うメリットだけではなく、デメリットについてもしっかりと理解をしたうえで利用しましょう。
それでは1つずつ解説していきます。
グイグイ来られるとめんどくさい
転職エージェントを使う1つ目のデメリットは、グイグイ来られるとめんどくさいことです。
転職活動をしている人全員が「すぐにでも転職したい」と考えているわけではありません。場合によっては、数か月~半年くらいかけて最良の求人を見つけたいと考えている人もいるでしょう。
先ほども紹介したように、転職エージェントは成果報酬型のビジネススタイルなので、キャリアアドバイザーの中には頻繁に連絡を取ったり、自身の営業成績のために強引に転職をさせようとしてくる人もいます。
自分のペースで転職活動ができないだけではなく、強引な転職活動をさせられる可能性がある点は転職エージェントを使うデメリットと言えるでしょう。
担当のエージェントに当たり外れがある
転職エージェントを使う2つ目のデメリットは、担当のエージェントに当たり外れがあることです。
前述したように強引な転職活動をさせてくる人もいれば、求職者のペースや希望条件に合わせて求人を必死に探してくれるエージェントもいます。また、エージェントによって経験値や企業の把握度が異なる点には注意が必要です。
たとえば、10年以上同じ企業を担当しているベテランのキャリアアドバイザーと、新人のキャリアアドバイザーではもらえるアドバイスも対策の内容も変わるでしょう。
しかし、こればかりはこちらが選べるものではないため、もし「この人は性格的にも合わない」と思うエージェントに当たってしまった場合は、他のエージェントを利用することをおすすめします。
経験値がなくても、求職者のために一生懸命有益な情報を提供してくれようとするエージェントもいますので、総合的な判断をすると良いでしょう。
相手にされない場合がある
転職エージェントを使う3つ目のデメリットは、相手にされない場合があることです。
希望条件の難易度が高すぎたり、転職活動の意欲が見られない場合は相手にされない可能性もあります。
たとえば、転職エージェントを利用し始めたときに「1か月後にすぐ転職したい」と考えている人と「2~3年かけてじっくり転職先を探したい」と考えている人がいるとします。
この場合、転職エージェントは成果報酬で成り立つビジネスなので、一人の営業マンとして前者の求職者に力が入ってしまうのは当然のことです。
また、これまで事務職で年収400万円だった人が「営業職に転職して年収1,000万円稼ぎたい」のような難易度の高い希望条件を伝えた場合にも、相手にされない可能性があります。
転職活動では、これまで培ってきた経験を活かしたものであれば条件が良くなる可能性が高いですが、これまでに経験してこなかった職種や業界の場合は必ずしも条件が良くなるわけではありません。
希望条件をすべて叶えようとしている求職者に対しては、転職エージェントは「この人は転職難しいな」と見切りをつけてしまうことがある点には、注意しておきましょう。
転職エージェントは使わない方がいい?
転職エージェントを使うデメリットについて紹介しましたが、転職エージェントは使わない方がいいのでしょうか。
結論、転職エージェントは使ったほうが良いです。
転職エージェントの口コミなどを見て、悪い口コミや利用に対して反対意見を書いている人は、外れのエージェントに当たった可能性が高いです。
たとえば、じっくり転職活動をしたいと思っている人が強引に転職させようとするエージェントに当たったら相性が悪いですよね。このように外れのキャリアアドバイザーに当たってしまった場合に備えて、複数の転職エージェントに登録しておくのが良いでしょう。
良い評判が多い転職エージェントで外れのキャリアアドバイザーに当たった場合には、担当者を変更してもらうのも一つの選択肢です。
有利な転職活動をするためにも、転職エージェントを有効活用しましょう。
おすすめの転職エージェントは工場勤務からの転職におすすめの転職エージェントを紹介!をご覧ください
まとめ:転職活動では転職エージェントを使うべし!
この記事では、転職エージェントについて紹介しました。
内容は以下の通りです。
- 転職エージェントは求職者と企業をマッチングさせるサービス
- 転職エージェントは企業から成果報酬で費用をもらっている
- 転職エージェントを使うメリットは5つ
- 転職エージェントを使うデメリットは3つ
- 転職エージェントは使った方が良い
転職エージェントを使って、あなたに合った転職先を見つけましょう!
このブログ「コウテン」では、高卒から10年間死んだ魚のような目をしながら働き続けた人間が、未経験の業界に転職した経験をもとに、工場からの異業種への転職について発信してます。
私は10年間を無駄にしました。
あのときがなければ今はない。そんな綺麗事を言うつもりはありません。若くて自由なうちにもっとやってみたい仕事をやればよかったなと心底思っています。
ですが、あのときの私と一緒で、工場から転職するのが怖い人はいると思います。
そんな人の人生が好転するように。そう思って本ブログ「コウテン」を運営しております。
他にも、工場からの転職に関する記事をまとめておりますので、合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!