あなたは自分の市場価値を知っていますか?知らないなら少しもったいないかもしれません。
なぜなら、いくらであなたを売り込めば良いか分からないからです。
たとえば、ガリガリ君を1,000円で売ってる人がいます。こんな値段設定では売れるわけがないですよね。
極端かもしれませんが、市場価値を知らないと転職活動でもこのような値付けをしてしまいます。
大した市場価値もないのに、年収もワークライフバランスも求めて、転職活動をしたら結果が出るはずがありません。
なので、まずはあなたの市場価値がどのくらいなのかを知りましょう。
- 市場価値とは
- ミイダスの市場価値診断について
- 市場価値を知るメリット・デメリット
本記事では、市場価値についてや、市場価値を知るためのツールについて紹介しています。
あなたの市場価値を知り、適正なレベル・少し上のレベルで自分を売り込んでいきましょう。
- 高卒から自動車工場で10年間ライン作業。
- つまらなすぎて死んだ魚のような目で過ごす
- 一念発起して未経験から異業種に転職
- 「工場勤務からもっと早く脱出しておけばよかった」という想いから、本ブログ『コウテン』を運営中
- ご相談やお問い合わせはコチラから
市場価値とは「労働市場においてのあなたの価値」
本記事内での「市場価値」とは「労働市場においてのあなたの価値」のことです。
市場価値として、主に以下のポイントが評価されます。
- 専門性……会社だけに捉われない専門的な知識
- スキル……ハードスキル(プログラミングスキルやExcelなど直接的なスキル)やソフトスキル(マネジメント能力やコミュニケーション能力など)
- 経験……成功・失敗問わず、あなたの業務経験
- 実績……会社に対してどんな貢献をしたのか。数字で分かる成果。
いろいろな面から見て市場価値が決まります。
『ミイダス』の市場価値診断ツールがおすすめ!
市場価値を知るには、転職サイトの『ミイダス』への登録がおすすめです。
5分あれば終わる簡単な無料登録で市場価値がわかります。登録情報をもとにあなたへのスカウトを送ってくれる、至れり尽くせりのサービスです。
運営者 | ミイダス株式会社 |
料金 | 無料 |
利用企業 | 327,000社 |
公式サイト | ミイダス |
『ミイダス』はミイダス株式会社が運営している転職サイトです。
7万人もの転職データから市場価値を算出してくれます。
他にも、あなたの強みやストレスの要因がわかる「コンピテンシー(行動特性)診断」や、あなたのパーソナリティ(持ち味・個性)がどんなものか、また仕事上でどう活かせばいいのか教えてくれる「パーソナリティ診断」もあります。
市場価値を知れる機会は多くないので、ミイダスのように簡単に知れるのは助かりますね。
市場価値を知っておくメリット
自分の市場価値を知っておくメリットは以下のとおりです。
- 転職活動に有利
- 自分の安売りに気付ける
1つずつ解説します。
転職活動に有利
市場価値を知っておくことは、転職活動で有利になります。
なぜなら、応募する企業のレベルを判断しやすくなるからです。
たとえば、あなたが年収500万円の市場価値だとします。年収500万円の市場価値であるにもかかわらず、年収800万円の企業に応募しようとは思わないですよね。相当勇気のある人で好きですけど‥笑
応募してもいいとは思いますが、ほぼ書類選考で落ちるでしょう。
市場価値を知っていれば、絶対に無理な企業に時間を使う必要がなくなり、あなたの市場価値に合った企業への応募に時間を使えます。
自分の安売りに気付ける
市場価値を知ることで、自分を安売りしていることに気付けます。
なぜなら、今の年収と市場価値を比べられるからです。
たとえば、今の年収が400万円だとしましょう。でも、もしかしたら市場価値診断をして、自分の市場価値を調べてみたら、年収500万円の価値があるかもしれません。
そうやって自分を安売りしていることに気付ければ、転職や年収交渉して今よりも年収を上げたり、環境の良いところで働けたりするでしょう。
市場価値を知るデメリット
自分の市場価値を知ることにはデメリットもあります。
- 市場価値を意識しすぎてしまう
- 思っていたよりも市場価値が低かったときに落ち込む
この2つです。それでは1つずつ解説していきます。
市場価値を意識しすぎてしまう
市場価値を気にしだすと、市場価値の数字だけに捉われるようになってしまいがちです。
当たり前ですが、市場価値だけが全てではありません。
仕事には、やりがい、達成感、社会貢献など、さまざまなモチベーションになるものがあります。
それなのに「自分は市場価値が低いからな…」と、数字だけで考えてしまい自己肯定感が低くなってしまっては、せっかくの人生なのにもったいないですよね。
思っていたよりも市場価値が低かったときに落ち込む
市場価値診断をしてみたはいいけど、思っていたよりも自分の市場価値が低かったときには落ち込んでしまいます。
「ちくしょー!もっとスキルも成果も上げてやるぜ!」となればいいですが「あー、俺の市場価値って低いんだなぁ…」なんて落ち込んでしまって、仕事のやる気が無くなる可能性もあります。
とは言っても、市場価値が低かったとしてもしょうがないことです。
もしも、市場価値が低かったのなら、これから地道に市場価値を上げていけばいいだけです。
市場価値を高めるための行動5つ
「市場価値をもっと高めたい!」多くの人がそう思うことでしょう。
市場価値を高めるためにやるべきおすすめの行動は以下の5つです。
- 今の仕事で成果を出す
- ソフトスキルを磨く
- 資格の取得
- 専門的な深い知識・スキルを身につける
- 新たな知識・スキルを身につける
それでは、1つずつ解説していきます。
今の仕事で成果を出す
市場価値を高めるためには、今の仕事で目に見える成果を出すことが重要です。
また、今の仕事で成果を出そうとすることで、さまざまなスキルが磨かれることでしょう。
そうすることで、実績だけではなく、スキルも合わさって相乗的に市場価値が高くなります。
また、市場価値も高くなるのはもちろんですが、転職のためだけではなく、会社での評価も高くなるので昇進も見込めます。
ソフトスキルを磨く
ハードスキル=目に見える専門的なスキル(例:プログラミングスキル、ExcelやパワーポイントなどPCスキル、語学力など)ではなく、ソフトスキル=目には見えない定性的なスキルを磨きましょう。
ソフトスキルとは、たとえばコミュニケーションスキルや、マネジメントスキルです。この「ソフトスキル」を磨くことも、市場価値を高めるための1つのポイントです。
なぜなら、ソフトスキルはプロジェクトをまとめたり、人をマネジメントしたりといった、人の上に立って仕事をするときに活かせるスキルだからです。
人を統率できるようになれば、市場価値が上がるのは当然です。
ソフトスキルを高めて人間としての器を大きくすることも、市場価値を高める上で必要なことでしょう。
資格の取得
資格の取得も市場価値を高めるためには有効です。
資格は結果が目に見えるので、あなたの知識・スキルを証明できます。
たとえば、〇〇のスキルがあります。と言っても、そのスキルの有無を証明することは意外と難しいです。その点、資格であれば証明書や認定書などを見せるだけでいいので証明しやすいです。
日本の会社は未だに資格を重視します。
勉強して、試験を受けて合格する。やることは単純でわかりやすいです。
王道に市場価値を上げたいのであれば、資格の取得も市場価値を高めるおすすめの行動の1つです。
専門的な知識・スキルを身に付ける
今の仕事の専門性をさらに磨いたり、深い知識を身に付けたりするのもおすすめです。
市場価値が高い=希少性が高いとも言えるので、だれもが持っている知識やスキルよりも、専門的な知識やスキルのほうが市場価値が上がるのは当たり前です。
工場勤務の場合、専門的な知識やスキルは身に付けられるが、今働いている工場に固執した知識・スキルになりがちなので要注意です。
他の会社にはない機械の知識やスキルを高めても意味がありません。他の会社に行っても活きる専門的な知識やスキルを身に付けましょう。
新たな知識・スキルを得る
市場価値を高めるために、新たな知識やスキルを得るのもおすすめです。
スキルや知識を掛け合わせられれば、それは希少性になり市場価値にもつながります。
たとえば、IT技術を学んで、IT技術プラス工場での経験を掛け合わせれば、IT技術を絡めた生産性UPを提案できます。
他にも飲食×マーケティングスキルを掛け合わせれば、一般社員よりも集客面で店の売上に貢献出来るので、市場価値が高まります。
今居る業界の知識やスキルに掛け合わせられるような、他業界の新しい知識やスキルを手に入れることも、市場価値を上げるのにおすすめです。
まとめ:市場価値を知ることは必要不可欠!
本記事では、市場価値を知ることの重要性や、市場価値を診断するためのツールについて解説しました。
市場価値を知らないままサラリーマンをやることは、商品の値段を知らないままスーパーを経営するようなものです。
他店では、100円で売ってるお菓子を50円で売っていては損してしまいますよね。しっかりと適正な値段で売り込むことが必要です。
適正な場所で働くためにも、自身の市場価値はしっかりと把握しておきましょう。
もしも、自分の市場価値を診断したことがないなら、今回紹介した『ミイダス』の無料会員登録であなたの市場価値を診断してみてください。
市場価値を診断した次にやるべきことは、工場勤務から転職してシャバへ脱出!高卒から10年働いて転職した人間がおすすめの転職の流れを紹介で記事にしているので、そちらも参考にしてみてください。
また、自分の強みや特徴について知ることも大切です。
【すべて無料】あなたの強みや特徴を知れる診断ツール5選!という記事で、あなたの強みや特徴を診断できる無料ツールを紹介しています。あわせて読んでみてください。