この記事では、工場勤務の人におすすめの便利グッズを紹介します。
工場勤務の人間ならではの肉体的な悩みってありますよね。
- 立ちっぱなしで足や腰が疲れる…‥
- 工場内の暑さにやられる……
- 寒くて作業に集中できない……
- 高卒から自動車工場で10年間ライン作業。
- つまらなすぎて死んだ魚のような目で過ごす
- 一念発起して未経験から異業種に転職
- 「工場勤務からもっと早く脱出しておけばよかった」という想いから、本ブログ『コウテン』を運営中
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10年間工場で働いていた私も、夏場はスポットクーラーの前にいかに早く行けるか、冬場はいかに外に出ないかばかりを考えていました。
ですが、途中から職場環境や自分の体への自己投資の大切さに気付きました。
そんな様々なグッズを試してみた私が、厳選した便利グッズを紹介します。
それでは、本文行きましょう!
工場勤務者におすすめの便利グッズ(疲労対策編)
工場勤務は立ち仕事が多く、足や腰が疲れるものです。
また、製品の検査作業などをする人は目の疲れもありますよね。
このような疲労対策に便利なおすすめグッズは以下の3つです。
衝撃吸収インソール
最初におすすめするのが「衝撃吸収インソール」です。
工場では組立作業や、検査等の立ち仕事が多いですよね。
1日中立っていると、足の疲れだけでなく腰や体全体の疲れも出てきます。
通常、足に体重がかかると、土踏まずのアーチ部分がクッションとなり、体重を分散させます。
ですが、長時間立ち仕事をしていると、土踏まずのアーチが崩れて、足の疲労が増加してしまいます。
私は工場時代に立ち仕事が原因で「足底腱膜炎」になってしまい、足の裏とかかとの痛みに悩まされました。
この時にインソールを使うようになって痛みが軽減したのです。なので、足の裏の痛みに悩んでいる人は、ぜひインソールを入れてみてください。
インソールは土踏まずのアーチを正しい位置に戻してくれるので、痛みの軽減や疲労回復になります。
今の安全靴のインソールを取り出すか、もしくは今のインソールの上から入れるだけでOKです。
ぜひ、試してみてください。
お値段高めの目薬
工場勤務の方には「お値段高めの目薬」もおすすめです。
自動化が進む中でも人の目で行う検査は残っています。
傷や汚れはないか?仕様通りの製品になっているか?長時間、製品を集中して見る検査作業は目が疲れますよね。
さらに、現代人は普段からスマホやPCを使っているため、目が疲れやすくなっています。
そこで、おすすめなのが「お値段お高めの目薬」です。
成分の濃度が濃いため、低価格の目薬より目の疲れや乾きを改善してくれます。
今回紹介した『Vロートプレミアム』は、正直少し高いです。ですが、この目薬を1度使ってしまうと、前まで使ってた400円ぐらいのやつに戻れません…‥。そのぐらい劇的に違いますよ。
フォームローラー
最後におすすめするのが、「フォームローラー」です。
フォームローラーは室内で使える小型のマッサージグッズです。
どんなに対策していても、長時間の立ち仕事で足や腰は疲れるもの。そんな疲れを表面の凹凸と強い振動で、疲れた筋肉を心地よくほぐしてくれます。
1日の疲労はその日の内にケアするのが理想です。マッサージ店へ行けば疲労は解消できますが、お金や時間を考えると毎日行くわけにはいけません。
フォームローラーがあれば自宅で疲れた体をケアできますよ。
工場勤務者におすすめの便利グッズ(暑さ対策編)
基本的に工場内は空調がありますが、広い工場だと全体に冷気が行きわたらず、室温が高いです。モノの出入りによる外気の入り込みもあります。
さらに、設備から発する熱で作業場の温度が上がります。
熱中症を防ぐためにも、工場勤務者にとって夏の暑さ対策は必須です。
暑さ対策の便利グッズは以下の3つです。
空調服
暑さ対策におすすめなのが空調服。
空調服とは小さなファンがついている作業服のことです。
皆さん、汗をかいた状態で扇風機の風に当たると急に涼しくなりますよね。
涼しくなる理由は、汗が蒸発する事で気化熱が発生し体温が下がるからです。
この現象を利用したのが空調服です。ファンが発生させる風で瞬時に汗を乾かし、服の内側から涼しくさせます。
最近は建設現場の作業員が着用しているのをよく見かけますね。ちなみに、現在は建設現場の監督をやっている私も重宝しています。
建設現場は太陽の熱と地面からの熱の跳ね返りがあり、作業時の周囲温度はかなりのものです。
そんな過酷な状況である建設現場でも使われる「空調服」は、工場勤務での暑さ対策にも有効なグッズとなります。
工場によっては、決められた作業着があると思いますが、ベスト型の空調服もあるので、作業着の上から着れば怒られないでしょう。
冷感グッズ
冷感グッズもおすすめです。
特にお手軽でおすすめなのが、冷感タオルです。
使い方は水に濡らして、絞って、強めに振るだけです。首に巻けば、熱くなった体を爽快に涼しくしてくれます。
あとは冷却スプレーもいいですね。
冷却スプレーは服にかけるだけで、ひんやりとした涼しさを感じられる便利なグッズです。
衣服の着用後にも効果を発揮するので、休憩中にシュッとひと吹きして、作業中の暑さを和らげてくれます。
吸湿速乾インナー
最後におすすめするのは吸湿速乾インナーです。
地肌に1番近い下着は、汗を最初に吸収します。下着の通気性や速乾性が悪いとかなり不快です。
夏場に休憩に入ったときの身体のベタベタ感が大嫌いでした……。
吸湿速乾インナーであれば、汗をかいても渇きやすいので快適に過ごせます。
汗の匂いを防ぐ消臭機能がついているインナーもあるので、匂いが気になる方はチェックしてみて下さい。
工場勤務者におすすめの便利グッズ(寒さ対策編)
夏の工場勤務と同じくらい辛いのが冬です。
敷地が広く、天井も高い為、暖房があっても効きにくいです。人の出入りが激しいと、外気が場内に入ってより寒さが増します。
寒いと関節も疲れやすく、作業に集中できませんよね。
そこで、おすすめの寒さ対策グッズは次の3つです。
防寒用の服(肌着やネックウォーマーなど)
寒さ対策に必須のアイテムが「防寒用の服」です。
特に発熱タイプや裏起毛タイプの防寒用インナーはおすすめです。
長袖インナー、タイツ、靴下の3点を全身着用すれば、かなり暖かく過ごせます。
ただ体を動かしていると汗をかく事もあります。汗冷えを防ぐ為にも速乾性があるとなおいいです。
さらに、ネックウォーマで首回りを防寒すれば完璧ですね。
カイロ
冬定番のカイロも必須です。
細かい作業を行う時は手が冷えていると、手先がうまく動かず効率が悪くなります。
そんな時は作業前にカイロで手を温めておくと、スムーズ作業ができます。
また、冷たい空気は下に溜まりやすいので、底冷えがきつくなりがち。底冷えがきついと、足や腰回りの冷えに繋がります。
貼るタイプのカイロを使えば、足や腰回りの冷えを改善してくれますよ。
作業していると逆に暑くなることもあるので、手軽に外せるのも便利なポイントですね。
腹巻き
腹巻きもおすすめです。
お腹が冷えるとトイレに行く回数も自然に増えてしまい、作業効率が落ちます。
また、腰回りの冷えは腰痛に繋がるので、腹巻は寒さ対策と共に腰痛対策にもなります。
腹巻きはお腹、腰の両方を温めてくれるのでおすすめです。
便利グッズを使って工場勤務を快適にしよう!
この記事では疲労対策グッズ、暑さ対策グッズ、寒さ対策グッズを紹介しました。
内容は以下のとおりです。
工場勤務は体力勝負なところがありますが、しっかりケアすることで負担を減らせます。
今回紹介した便利グッズをぜひ、試してみて下さい。